銀行や信販会社は、個別のの家計の状態や家族計画などは分からないので、源泉徴収表や課税証明の収入を基に、ローンの年間返済がどのくらいの割合になっているかで判断をします。
借り入れ負担の計算 (住宅ローン年間返済額+他の借入金年間総返済額)÷年収×100= %
と いった具合に負担率(返済比率)を計算し、年収によって割合を決めています。
住宅ローン審査の金利 ここで住宅ローンの年間返済額の金利は、どうやって計算するのでしょうか
景気の回復によって、金利が上昇することも考えて、審査上住宅ローン金利を4%で年間返済額を計算している銀行や、なかには、住宅金融公庫と同じ金利や優遇なしの実際の住宅ローン金利で計算しているところなど様々です。
現状の住宅ローン金利よりも高い金利で審査をしている場合は、将来の金利上昇を織り込んで審査していると考えられます。
当然現在の住宅ローン金利で計算している銀行は、審査上住宅ローン金利を4%で計算している銀行よりも、年間返済額が少なくなるため、負担率(返済比率)が下がります。つまり、4%で審査している銀行よりも、たくさん借入をすることができます。
資金計画を立てて住宅ローン返済額を決めないと金利上昇時に支払負担が急激に大きくなる可能性があります。「金利が上昇するときは、景気が良くなるから給料もあがるから大丈夫じゃないの?」という考えもありますが、給料の上昇よりも一般的に金利の上昇の方が、景気の動向に敏感な傾向があります。
景気の改善 → 企業の業績の改善 → 金利の上昇
→ 企業の業績向上 → 従業員へ還元
つまり、一般的には、会社が儲かってはじめて従業員へ還元されるものです。
金利の上昇=景気改善=給与の上昇という様にはすぐにはつながらないと考えます。
金利が上昇と給与の上昇には、多少ずれがあると考えた方がいいでしょう。
ですから、借入限度額目一杯で住宅ローンを組んで、金利が上昇したら、たちまち支払が苦しくなる可能性があるということです。
年収と借り入れ負担率の目安 ・年収300万円〜400万円・・・借入金負担は年収の30%まで
・年収400万円〜500万円・・・借入金負担は年収の35%まで
など、これも銀行によって多少違う場合があります。
住宅ローンの審査方式 最近の銀行系住宅ローンは、事前審査方式をとっています。
事前審査方式とは、申込人の資料の一部・購入物件の資料の一部で、簡単に事前に審査して、仮応諾した人が、正式に申し込みができるという二段階方式の審査です。
一次審査(事前審査)のときと二次審査のときの内容が相違したり、事実を告げていなかったときに二次審査(正式申し込み)が通らないことがあります。
一次審査(事前審査)のときは、資料の一部(どの資料が必要かは、銀行による)で審査してくれますが、なるべくたくさんの資料を出し、事実を告げ、きっちりとした手続きをすることが大切です。